パナソニックのドラム式洗濯機で給水がチョロチョロ!給水弁&分解クリーニング

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パナソニックのドラム式洗濯機で給水がチョロチョロ!給水弁&分解クリーニング

施工ブログ

2022/09/09 パナソニックのドラム式洗濯機で給水がチョロチョロ!給水弁&分解クリーニング

パナソニックのドラム式洗濯機で給水がチョロチョロしか出ない!

 

ということで給水弁交換と分解クリーニングにやってまいりました。

 

給水が遅くなりすぎるとU14とエラーが出ることもあります。

検索すると

 

給水フィルターにゴミが詰まっている、断水している、などの可能性があります。

 

とありますが、大抵は違います。

 

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機種はパナソニック:NA-VX7700です

 

最近ユーチューブで給水チョロチョロ!給水弁交換&クリーニングという動画をアップしてからというもの同じ症状でお悩みの方から多くご依頼を頂いています。

 

ドラム式洗濯機のクリーニングをやっているところも少ないですが、給水弁交換をやっているところとなるともっと少なくなってしまうのでユーチューブに載せて認知してもらえて良かったです♪

 

さて、作業をするまえに実際今どのくらいの給水量か見てみましょう。

 

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確かに少ないですね。

 

洗濯が終わるまでにかなり時間がかかりそうです。

 

同じ症状で時々お客様が対処法としては、洗濯を始める前に直接ドアを開けて桶などで水を何回か入れるというものです。

 

確かにそれで洗濯は早く始まるのですが、実はそれで解決した分けではありません。
給水量が少なくなっているときは「すすぎ」の水量も少なくなっている可能性が高いのです。
そうするとあまり「すすぎ」ができずに洗濯が終了してしまっているかもしれません。

 

また給水がチョロチョロのときは知らず知らずのうちに給水中に水が漏れていることがあります。

 

給水弁の隙間から漏れるのですが、洗濯パンがあるご家庭は大事に至らず済みますが、もし洗濯パンがないご家庭であれば給水がチョロチョロのときは洗濯機下に水漏れがしていないか確認されるといいかと思います。

 

水漏れが起こるとしたら洗濯を始めるときの給水のタイミングで起きます。

 

それでは分解していきます。
給水弁の交換は分解クリーニング後に行います。
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こんな感じになりました。

 

バランサー(ドラムについている白い輪っか)に黒い汚れみたいなのがついていますね。

 

これ実は汚れではなくプラスチックがすれた後になります。
擦れたプラスチックというのがこちら⇓
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こちらのドラムを覆っているカバーです。
パナソニックではこれを脱水受けカバーと呼んでいます。

 

が開いているのが分かりますでしょうか。

 

アップして見てみましょう。
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はい、こちらです!

 

先ほどのバランサーとこすれてしまって穴が開いてしまっています。

 

この機種は内部にシャワーを出す機能がありますが、こうなってしまうとその内部のシャワーも出なくなってしまいます。

 

実際に今回も事前の動作確認でシャワーが出ないことをお客様と確認しています。
下のほう(穴から)すべて出てしまうためです。
(外に水漏れをするということはありませんが)

 

VXシリーズは時々このようなことがあります。

 

シャワーの出口がホコリで塞がり水の出るところがなくなり下側に圧がかかりバランサーと擦ってしまうのです。
もともと擦っている分けではなくホコリが溜まると起きる現象です。

 

ちなみに・・・
穴が開いているとどうなるか

 

穴が開いているとクリーニングして戻したとしても内部シャワーは復活しません。

 

内部シャワーは洗濯の補助やすすぎの洗剤を高める効果や泡立ちにも関係があります。
またドラムが1回転する度にぶつかっていることになるので車でいうとアクセルを踏みながらブレーキがかかるような感じでしょうか。
モーターの寿命にも悪い影響が出そうです・・・

 

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乾燥機能も低下しているということでヒートポンプも結構汚れていました。

 

こちらは空気が通り抜ける面積が少なくなってしまってますね。
そうすると風量も少なくなって乾かなくなってしまいます。

 

こちらもクリーニングしていきます。

 

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その他外した部品も綺麗にします。

 

右のほうにある黒いダクトは乾燥フィルターを開けた手前のダクトになります。

 

ホコリが気になるので皆さん歯ブラシでゴシゴシやりたくなるところですが、、、、
歯ブラシを落としてしまう人続出のため気をつけてください。
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新しいカバーはこちらです。

 

お客様希望で交換になりました。(別途有料)
交換の際はカバーの浮きもなくなりバランサーのプラスチックが盛り上がってしまった部分も削るので交換後はドラムと接することはありません。

 

内部のシャワーも復活します。
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ヒートポンプのアフターはこんな感じです。
風通りが良くなり乾くようになりそうです。
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その他もしっかり洗浄しました。
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そんなこんなでクリーニングが終了しやっと給水弁の交換となります。
この写真でいう左上の方の部品を変えます。
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基盤をむき出しにしました。
ここからさらに基盤を外します。
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なんだかんだで基盤が外れました。

 

よくこういうブログを見て自力でやろうと挑戦される方も多いかと思いますが、あまりおすすめはしません。

 

分解より戻す方が難しいため、分解したけど戻せなくなったとので直してほしいという依頼を受けることがあります。

 

時間を浪費してしまうのと、通常は7年以内の洗濯機であれば、作業後1週間の保証期間を付けることができますが、分解してある状態からスタートすることになるので、その洗濯機が通常通り作動するかの動作確認ができないため作業後の保証期間を設けることができません。

 

そういう理由からこういう分解や修理はプロに任せるといいかと思います。
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古い給水弁が外れました。

 

見た目ではどこが詰まっているのか、どう弁が開きづらくなっているのか判断できません。
内部で何か詰まっているか誤作動を起こしているのだと思います。
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こちらが新しい給水弁です。

 

見た目は古いものと全く同じです。

 

以前このタイミングで電話がかかってきて電話が終わったあと間違えて古い給水弁を付けたことがありました(笑)

 

幸いすべて戻してから気づいたのではなく、給水口のわずかな汚れで「あれ!?これ古いやつでは!?」と気づくことができました。

 

給水弁の交換をする場合古いものにマジックなどで目印を付けるといいかもですね。
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新しい給水弁がガチッとはまりました!
これでまた基盤などを戻して実際に動かしてみましょう。
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出ました!!

 

初めの動作確認で毎回ドキドキしますが今回もしっかり出て良かったです。

 

ちなみに給水量が少ないときは大抵は給水弁の故障が原因ですが、単に家側の給水の勢いが弱い場合もあります。
何かの拍子で給水栓が閉まる方向へ動いたことが原因のときもありますので、給水量が少ない場合は給水栓がしっかり開かれているかも確認するといいですね。

 


江戸川クリーンサポートでは東京23区を中心にドラム式洗濯機のクリーニングを日々行っております。

 

パナソニックに関しては今回のように給水栓の交換や脱水受けカバーの交換も行っています。

 

弊社にドラム式洗濯機のクリーニングを依頼されるお客様で一番多い理由が「乾燥機能が乾かない」ですが、それ以外にも今回のように

 

「救出量が少なくて洗濯がなかなか終わらない」といった場合や
「内部のシャワーが出ていないようだ」

 

という場合もお気軽にご相談ください。

 

ご連絡お待ちしております。

 

ホームページ:⇦ドラム式洗濯機のクリーニングについて詳しくはこちら!

 

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