パナソニックのドラム式洗濯機:NA-LX127Aの分解と内部に落としたピンセット救出!

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パナソニックのドラム式洗濯機:NA-LX127Aの分解と内部に落としたピンセット救出!

施工ブログ

2022/07/05 パナソニックのドラム式洗濯機:NA-LX127Aの分解と内部に落としたピンセット救出!

パナソニックのドラム式洗濯機:2022年製:NA-LX127Aの分解とピンセット救出を行いました。

パナソニックが何年振りかにVXシリーズからフルモデルチェンジをしたLXシリーズです。

 

 

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当LX127Aにはこんな機能がついています。

 

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【液体洗剤・柔軟剤¥・おしゃれ着洗剤:トリプル自動投入】
洗剤と柔軟剤の他、おしゃれ着洗剤のタンクが追加されました。

 

VXシリーズは柔軟剤入れのタンクは外した状態だと自立しないためメンテナンスの時にこぼしてしまう人も多かったはず!
LXは3つとも外した状態で全て自立しておけるようになっています。

 

おしゃれ着洗剤タンク搭載と柔軟剤入れが自立できるようになったことにより一段と洗濯が楽になる!かも!?です!
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【スマホで洗濯】
重宝する人はこの機能とても重宝しそうですね。
ただ私はその機能なくていいから「もう少し安くして!」って思ってしまうほうです💦(笑)

 

とにかく大人気の洗濯機、ただ今購入がコロナの影響で難しくなっているそうです。

 

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【スゴ落ち泡洗浄】

濃密泡と高浸透バブルシャワーで、繊維の奥の汚れもスゴ落ち!だそうです!

高圧洗浄機を上からかけてるような勢いですね(;’∀’)! 綺麗になりそう・・・・

 

とにかくパナソニックが改良を重ね今までの問題点も考慮に入れて作られた期待すべき洗濯機と言えます!!はい!
しかし・・・どんないい洗濯機にもメンテナンスが必要です。
今回ご依頼頂いた経緯を説明しますと・・・

 

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メンテナンスのためにここのホコリを掃除していたら・・・
乾燥フィルターを外したココに・・・

 

ピンセットを落としてしまった!

 

ということでピンセットの救出にきました!

 

「洗濯機購入してからまだ3ヶ月なので内部はそんなに汚れていないと思います」
ということでクリーニングはなしでピンセットの救出のみのご希望です。
確かに購入3ヶ月でそんなに汚れてはいないかと思いピンセットの救出のみで承りました。

 

が、
購入後3ヶ月の洗濯機を分解したことがないので使用3ヶ月でどのくらい内部が汚れているかも非常に興味があるところです。

 

それでは作業に入ります。
通常であれば動作確認をしっかりしてから分解をしていきますが、内部に異物がある場合は動作確認ができません。

 

それでは分解をしていきます。
上下のプラスチックパネルや操作パネルから順に外していきます。

 

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【操作パネルの裏左側】
操作パネルが外れました。

 

少し左にスライドしてから上に盛り上げると外れます。
基本的には今までのVXシリーズをベースとして作られていますが、ここはVGシリーズのドアのところについているコネクターと同じですね。

 

LXシリーズのヒートポンプもVXシリーズと同様上部にありメンテナンスがしやすくなっています。
(東芝とシャープのヒートポンプは裏の下のほうにあります)

 

上部にありメンテナンスがしやすい箇所にあるためご自身でメンテナンスをしようとしてヒートポンプを壊してしまうこともよくあるのが問題点と言えば問題点かもしれません。

 

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【操作パネルの裏右側】
裏側はシンプルに見えますが手前の白いプラスチックを外すといろいろ入っています。

 

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【内部全体】
でんじろう先生が実験で使うような巨大な空気方のような状態になりました。
さらに分解していきましょう。

 

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【スゴ落ち泡洗浄のダクト】
今度のLXはシャワーを庫内ではなく庫外から持ち上げるシステムとなっています。

 

以前のVXシリーズはシャワーを庫内で持ち上げるタイプでしたがそれが原因で洗濯機内部に穴が開くという現象がよく起こりました。

 

それの対策ではないかと思われます。

 

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【スゴ落ちのシャワーが流れるところ】
シャワーがここから出ます。

 

上の【内部全体】の写真の右側のダクトの中を水が上がってきます。
これだけ太いダクトの中を水が流れるようにするには相当強いポンプでないと上がりません。

 

洗浄力が強くなっていそうですね。

 

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【分解終了】
ちょっとここまでくるのに今までのVXシリーズと異なる箇所がいくつかあったので面食らったところがありましたが、無事分解終了です。

 

あ!何やら見えていますね!!

 

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ピンセット救出成功です!

 

ドラム式洗濯機のメンテナンスを行っているときに皆さん内部にいろいろなものを落とされています。
落下物ランキングとしては

 

1位:歯ブラシ
2位:割りばし
3位:ピンセット
という具合です。

 

物を落としてしまった際はその後業者に取り除いてもらうまでは絶対に洗濯機を動かさないようにして下さい。

 

ドラムの裏側に入り込んで救出が困難になる場合があります。
(ドラムの裏側に入り込んでしまうとドラムを外す必要があり余計な費用がかかってしまいます)

 

また故障の原因にもり得ますので絶対に動かさないようにしてください。

 

よくご自身で分解をして異物の救出を試みる方もいらっしゃいますがおすすめしません。
かなりの分解工程があり特殊な工具が必要になるためいちいちそれらを用意してやるのも大変ですし、
それで壊してしまったら最悪です。保険も聞きませんしね。

 

結構な時間を使って分解してみたけど途中で分からなくなり弊社に救出依頼がくることも多いです。
そのため異物落下の際は洗濯機は動かさず、プロに早めに来てもらうようにしましょう。

 

⇓ところで分解した部品に汚れがかなりありましたので見てみましょう。

 

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【脱水受けカバー】
パナソニックが脱水受けカバーと呼んでいる部品です。

 

使用3ヶ月で結構汚れていますね。

 

こういうホコリは乾いている状態では臭いはほとんどないのですが、濡れている状態から乾燥を使用して温まると臭いが出てきます。
またドラム内にある洗濯物は脱水や乾燥時に回転するので水分はどんどん無くなりますが、
脱水受けカバーは回転しないためいつまでも水分を発し続けます。

 

まだこのぐらいの量では大した影響はないですがそのうちたくさん溜まると分解してクリーニングするのがいいですね。

 

今回はクリーニングはなしでピンセット救出のみのご依頼でしたがどのくらいあるか気になる少しホコリをとってみましょう。

 

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【使用3ヶ月後の内部の汚れ】
結構撮れましたね!

 

まだ使用して3ヶ月なのでこれからさらに溜まっていきます。
ドラム式洗濯機の宿命です。

 

誤解を与えないように説明をさせて頂きますと、パナソニックのドラム式洗濯機だからというわけではありません。

 

他のメーカーも同じようにホコリは溜まり、ずうっと綺麗な状態を保つ洗濯機は存在しません。
(さすがに使用3ヶ月で他のメーカーの洗濯機を分解したことはありませんが)

 

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【1年後の汚れ?】
使用3ヶ月でこの量なので単純に4倍にしてみました。

 

あながち外れていなそうな感じがします。
どんなに綺麗に使用していても内部にホコリは溜まってしまいますので、メンテナンスとして2~3年に1回程度内部まできれいにするため分解クリーニングをされることをおススメします。

 

ちなみに・・・⇓乾燥機能の心臓部のヒートポンプと呼ばれるところも結構汚れていました。

 

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【ヒートポンプ】
左側が汚れているのが分かりますでしょうか?

 

VXシリーズもそうだったので同じ汚れ方のようですね。

 

●乾燥機能が低下する主な原因
この銀色のフィンのさらに奥には送風ファンがあります。
風の向きは手前から奥側に向かって流れます。
何年か使用しているとこのフィンがホコリで全面覆われてしまうことがあります。
そうなると送風ファンがいくらまわっても風がほとんど出ない状態になってしまいます。
扇風機でいうなら扇風機の裏側に紙を張り付けた状態です。

 

このように風量が弱ってきて乾燥機能の低下が起こるようになります。

 

やはりヒートポンプを見ても2~3年に1回は分解クリーニングを行うのがよさそうです。
分解クリーニングであればヒートポンプやそれに付随するダクトなども洗うことができるためです。

 

それにより低下してしまった乾燥機能が復活する効果が期待されます。
(ヒートポンプのガス漏れなどがあると乾燥機能が復活しませんが・・)

 

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【ホコリが溜まる原因】↑こちらは別機種です。
ホコリは全て衣類から出ます。

 

乾燥を使う➡洗濯機内を1周するように風が巡る➡風が強いため衣類についた繊維が少しずつ衣類から剥がれる
➡乾燥フィルターや排水フィルターに飛んできたものはそのまま排出➡それ以外は洗濯機内のデコボコやダクトのカーブを曲がり切れずに内部に留まる
➡次の洗濯で剥がれるホコリもあれば剥がれず留まるホコリもあり、さらにその後の乾燥でまたホコリが内部に溜まる

 

このようなサイクルで塵も積もれば山となる的に汚れが溜まっていきます。

 

Q:乾燥機能を使わない方がいいんですかね?
乾燥機能を使わないと今度は内部にカビ汚れが溜まっていきます。
縦型洗濯機と同じ汚れ方をします。

 

乾燥を使うドラム式洗濯機は乾いた状態で終わるのでカビは生えにくいということですね。

 

汚れないというだけを考えれば洗濯の後に洗濯物を取り出しカラで乾燥をかければホコリもたまらず内部の乾いた状態で終わるのでカビも生えにくくなります。
ただドラム式洗濯機を購入した方は乾燥が使いたいのでそれでは本末転倒となってしまいます。
内部にホコリが溜まるのは割り切って使用するのが現実的な考えかと思います。

 

以上購入3ヶ月後のパナソニックの最新ドラムの内部でした。

 

普段のメンテナンスとしては2~3ヶ月に1回程度洗濯槽洗浄(11時間くらいつけ置きするやつ)を行うといいですね。

 

また乾燥フィルターや排水フィルターはこまめに洗うことも大事です。
汚れがあると乾燥フィルターのホコリがヒートポンプ側に飛んで行ってしまったり、排水フィルターが詰まっていると本体側から排水フィルター側にゴミがこれず内部に戻っていくことがあります。

 

それからホコリや髪の毛がついていそうな衣類やタオルは、洗濯機に入れる前に少しははたいて、ホコリや髪の毛などの無駄な汚れを内部に入れないことも大事です。

 

【最後に】
今回はピンセット救出がメインでしたが、弊社江戸川クリーンサポートは普段はドラム式洗濯機の分解クリーニングやエアコンクリーニングをメインにハウスクリーニングを行っております。

 

ドラム式洗濯機を使用していて
「乾燥が乾かない」や
「嫌な臭いがする」
などお困りごとがありましたらお気軽にご相談ください。

 

また今回のように洗濯機の内部に物を落とした場合もクリーニングのついでに救出することも可能です。
そんな時は弊社江戸川クリーンサポートを思い出していただければ幸いです。

 

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